【巨人高橋優貴】これまでは運で抑えていた?不調の原因は制球力!

コラム

高橋が11日に先発するプランが浮上しているようです。

高橋といえば、シーズン序盤はローテーションの一角として存在感を放っていたものの、現在は1軍と2軍を行ったり来たり。

相手の研究が進み、攻略されてしまったのでしょうか?

今回は高橋の指標を見て、『何が悪いのか』分析していきたいと思います。

高橋優貴:プロフィール

生年月日(満年齢)1997年2月1日(22歳)
身長/体重178cm/82kg
血液型B
出身地茨城県
投打左投げ左打ち
ドラフト年(順位)2018年(1位)
プロ通算年1年
経歴東海大菅生高ー八戸学院大ー巨人

高橋優貴【2019成績】

では8/9時点の成績を詳しく見て見ましょう。

防御率試合数勝利敗戦投球回奪三振率被本塁打率与四球率
3.47103449 1/37.302.014.93

気になるのが、『被本塁打率』と『与四球率』の高さ。

この数字だけを見ても分かりにくいと思うので、山口俊と菅野の成績を比較してみました。

被本塁打率ですが、山口が0.53、菅野が1.50。

与四球率が、山口が3.23、菅野が2.16となっており、高橋の高さが分かると思います。

特に被本塁打率で言えば、菅野はシーズン序盤に本塁打を打たれまくって、自信ワーストの記録を更新しているわけですが、それよりも高いのです。

最近の試合でも、球が軽いのか、ポンポンとスタンドに運ばれているイメージですね。

次に登板毎の投球内容を見てみましょう。

日付対戦スコア勝敗投球回被安打失点球数奪三振四死球被本塁打防御率
4/4阪神10-16411015111.50
4/17広島4-55 1/3211029711.59
4/24ヤクルト7-25501024301.10
4/30中日1-37531045411,93
5/6DeNA10-2752983222.08
5/14阪神2-46311034111.98
5/22DeNA1-5453864212.45
5/31中日3-74 0/366771423.04
7/7DeNA4-62 2/330672403.06
7/31広島2-32 1/343563223.47

5/14までは防御率1点台で新人とは思えない活躍でしたね。

しかし5/22を境に、成績が悪化していることが分かります。

いずれも早い回でK.Oされていますね。

高橋はすでに他球団に攻略されてしまっているのでしょうか?

セイバー視点で分析

次にセイバー指標で詳しく分析していきたいと思います。

ここでも山口俊と菅野と比較します。

選手名K%BB%K-BB%AVGWHIPDERLOB%FIP
山口俊26.48.717.7.2101.12.71179.13.26
菅野智之21.15.715.5.2541.24.70575.14.51
高橋優貴18.812.76.1.2321.40.75091.94.96

用語が難しいので、一つづつ説明しながら見ていきましょう。

K%

対戦打席のうちの三振の割合。高いほど三振を多く奪う投球をしていることを意味する。平均は18%前後。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20055

三振は守備力に影響されないので、大事な指標です。

高橋は18.8と2人と比べると低いですが、ほぼ平均の数値ですね。

BB%

対戦打席のうちの四球の割合。低いほど四球を与えない投球をしていることを意味する。平均は8%前後。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20056

「コントロールが悪い」というイメージ通り、平均よりも大きく上回っています。

K-BB%

対戦打席あたりの奪三振割合から対戦打席あたりの与四球割合を引いたもの。K-BB%が優れている投手はそのパフォーマンスが継続する傾向にあり、将来の活躍度合を予測するためにも使える指標である。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20057

高橋はK-BB%の値が異常に低いです。

この数値が高いと『パフォーマンスが継続する傾向にある』ということですから、数値が低い高橋の成績が急落したのは、必然と言えるでしょう。

AVG

打数のうちの被安打の割合を示す指標。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10132

高橋の被打率は、菅野よりも低いんですよね。

ということは、『球の質』はそれほど悪くないのかもしれません。

では何が悪いのかと考えると、やはりコントロールに行き着くのかなと。

キレのある球を投げることができても、コントロールできなければ意味がない」ということでしょうか。

WHIP

1イニング当たりの四球と安打による出塁頻度。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10133

分かりやすく説明してくれている記事がありましたので、詳しい説明はコチラで。

四球が多いので、WHIPも高くなりますね。

DER

本塁打を除いてグラウンド上に飛んだ打球のうち、どれだけを野手がアウトにしたかを表す指標。
チームの守備力を表す指標として用いられる。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10134

この数値が高ければ高いほど、『投球時の守備が良かった』ということになりました。

高橋はこの数値が3人の中で1番高く、守備に助けられているということになります。

LOB%

出塁させた走者を生還させなかった割合。
LOB%の高低は運の影響が大きいとされ、年度ごとの変動が大きくても長期的には一定の値に収束していくと考えられている。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10135

〇〇はピンチに強い!」とか「〇〇はピンチになったらギアチェンジするから安心だね!」と聞くことがありますが、結局は運の要素が強いということですね。

菅野は得点圏に走者を置くと、露骨に球速が上がったりするので難しいところですが・・・

高橋はこの数値が高く、「運よく走者を返さなかった」と言えます。

ということは、今後さらに成績が悪化することが考えられるということですね。

FIP

守備の関与しない与四球・奪三振・被本塁打という3つの項目から、守備から独立した失点率を推定・評価した指標。

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10140

詳しいことは以下の記事を参考にしてください。

高橋は防御率とFIPの差が大きいので、「運が良く抑えている」と言えるでしょう。

現在は守備に助けられている面が大きいと思うので、先ほども書きましたが、今後さらに悪化することは十分に考えられます。

まとめ

指標を見る限りでは、これまでの高橋は『運が良かった』と言えるでしょう。

成績が急落したのは、本来の実力が出てきただけなのかも。

ただこれは現在の数値なので、今後トレーニングやコツを掴んで成長することもあります。

期待しましょう。

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